1998年「Come into My Parlor」でデビュー。ウクレレを片手にハリウッドを中心に活動するボーカリスト。音楽、アルバムのアートワーク、ステージの衣装など、すべてのスタイルが戦前、20世紀前半で統一されており、まるでベティ・ブープがそのまま画面から飛び出しタイムスリップしてきたようと形容され、アメリカ本国だけでなく、ヨーロッパ、オーストラリア、日本の音楽ファンに衝撃を与える。

「ほとんど知られていない、愛らしく、いかがわしい曲」である、第2次世界大戦以前（1910年代～30年代）のアメリカ音楽、ポップス、ヴォードヴィル、ブルース、ラグタイム、ジャズ、ハワイアンなどを好んで歌い演奏している。可愛らしくノスタルジックな歌声は、懐メロファンだけでなくファッションに敏感な若者たちをも惹きつけている。国内インディーズレーベルから8枚のCDをリリース。過去に4回の来日を果たし、2008年にはフジロックフェスティバルに出演した。

カートゥーン ネットワークの『アドベンチャー・タイム』で声優デビュー。2014年、モンティ・パイソンのジョン・クリーズが声で出演した事でも話題になった米カートゥーンネットワークの「Over the Garden Wall」の1エピソードにMs. Langtreeという役では「Langtree's Lament」を歌いコアなファンを獲得する。

公式サイト
www.janetklein.com/（英語）




Photo by Jason Kaplan
Makeup and Hairstyling by Rumi Yamaguchi

南カリフォルニアで活動するギター＆バンジョー奏者。
12歳の時にジャクソン・ブラウン、ライ・クーダーの片腕のギタリストで知られる若き日のデビット・リンドレーからバンジョーを習い、高校時代からローカルのディキシーランド・ジャズ・バンドに参加して腕を磨く。
その後、ビング・クロスビーの演奏を務めた、パラマウント・スタジオ・オーケストラのギタリストのジョージ・スミスからギターを学び、1920年代～30年代のアメリカのジャズ、フレンチのジャンゴ・ラインハルトのスタイルの演奏を習得する。
祖母は、無声映画時代に大活躍したコメディの大女優のZaSu Pitts(ゼイズー・ピッツ)。　アニメ「ポパイ」のオリーブ・オイルのモデルとしても有名。

ミュージシャン以外にカリフォルニア、ハリウッドのジャズエイジのビザールな風景、人物などの絵画を描くペインターとしても活動している。

絵画販売サイト
fineartamerica.com/profiles/3-john-reynolds.html（英語）


Highland Park 1914 (C) John Reynolds




Photo by Jason Kaplan

ロサンゼルスのピアノ、オルガン、ビブラフォン、ティンパニー奏者、ドラマー、作曲家、編曲家。
父は世界的な非営利の国際的な学会である写真国際光工学会 (SPIE）の創設メンバー、母はコロンビア映画、ユニバーサル映画にも出演したジャズシンガー、兄はミュージシャンというハリウッドの文化的な一家に生まれる。
幼少時からピアノを習い始め、高校時代からドラムを始める。ピアノ、オルガン、打楽器全般が演奏できるという特技を活かし在学時がローカルなジャズフェスティバルやコンテストに多数参加し、テーマパークのナッツベリー・ファーム、劇場や教会のオルガン奏者、南カリフォルニア大学の映画学科用のスコアの演奏家として活動中。
Chapman Universityの作曲科の学士号と、Azusa Pacific Universityのオルガン奏法の修士号を取得している。

ドイツのミュンヘンに生まれ。ロサンゼルス在住。Richard-Strauss Academy of Musicでバイオリン、ピアノ、南カリフォルニア大学で映画スコア作曲を学ぶ。
1988年にシュレースヴィヒ＝ホルシュタイン音楽祭に招待され、クラシック界のスター音楽家レナード・バーンスタインがタクト振ったオーケストラでパフォーマンスをする。そして、ゲオルグ・ショルティと俳優でコメディアンのダドリー・ムーアが現代の交響楽団を紹介する人気TVシリーズ『Orchestra!』のため、1990年、同フェスティバルに再び参加する。
他方では、ジョン・ヴォイト出演のテレビ映画『The Tin Soldier』やミラマックスのドキュメンタリー映画『Rhyme & Reason』の音楽を担当。他にも映画、コマーシャル、ゲームなど様々なジャンルの音楽を手がけている。また、ライブ活動も積極的に行っており、ニューエイジ系の大御所ヤニーの世界ツアーのオーケストラに参加したり、LAローカルのジャズバンドのJanet Klein & Her Parlor BoysやDean Mora Modern Rhythmistsなど幅広いジャンルの音楽を演奏している。